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老人一人暮らし限界のサイン!その後の生活場所はどこ?

高齢の親サポート知恵袋

老人の一人暮らしの限界はどのような状態なのでしょうか。
「今、あなたの親が一人暮らしできない状態になったら同居できますか?」
正直、私だったら困ってしまうと思います。
自分の生活や義親のこともありますし・・・
でも自分の親は、本当に大切です。

このような悩みに直面する前に「少しでもそのような状態にならないように親の健康状態を見守っていかなければ・・・」と日々思っています。

でも、いつかは親だってリタイヤする時がくるでしょうし、少しでもその時の準備というか選択肢は考えていたほうが良いのかもしれませんね。

老人の一人暮らし限界のサインは?

老人の一人暮らし、本人が「大丈夫!」と言い張っても、やはり限界があるわけで・・・
その限界のサインを見ていきましょう。

お金の管理ができなくなる!

一人暮らしで一番大切なのは健康管理とお金の管理です。
特に、お金に至っては、日々の生活費だけでなく、光熱費等の支払いなどもあります。
また、不必要な契約などすることにもなると、気付いたときには大変なことになっている可能も!

毎月の自分の使える金額がわかっていなかったり、把握できていないのも問題ですが、そのようなことを何も考えずに何でも購入する・・・となると、かなり深刻です。

万が一、親の不要な契約を見つけたとき、訪問販売や電話勧誘販売であればクーリングオフ制度を活用できますし、悪質な訪問販売等で購入していると思われる場合には、消費生活センターに相談するのが良いでしょう。

通信販売は、一度購入すると、解約しても電話がかかってくることが多々あります。
老人の一人暮らしだからと目をつけられると厄介なこととなるので、会話を自動録音できる電話にしたり、登録した番号以外着信音が鳴らない電話にしておくことで電話での勧誘販売の心配を防ぐことができます。

薬の管理ができず飲まなくなるor重複飲み!

薬の飲み忘れや重複は、老人一人暮らしでよくみられる困りごとの一つ!
風邪薬や胃薬くらいなら、1回飲み忘れても命の危険にさらされることはありませんが、糖尿病や血圧の薬は体調に大きく影響します。
だから、命に係わる薬を飲んでいる場合、管理できなくなったら一人暮らしの限界サインととれます。

薬を飲んだかどうかを一目で確認できるよう、このようなもので管理するのも良いですね。

食事の管理ができない!

・料理ができなくなる
・1日に何食も食べている
・ほとんど食事をしていない
・パンやお菓子ばかり食べている

<料理ができない>問題であれば、最近では、お弁当を配達してもらうサービスが充実しているので、そのようなものを活用するのも一つの手段です。
また、デイサービスに通っていれば確実に一日のプランの中に昼食は入っていますし、事業所によっては朝食や夕食の提供もあります。
また、訪問介護を利用しているのであれば、リハビリを兼ねて一緒に調理を行うのもよいでしょう。

しかし、お弁当の受け取りもままならない、デイサービスにも通う気力もなし、訪問介護も嫌がる・・・かと言って、バランスの良い食事をしているかというとそうではない場合は、やはり一人暮らしの限界のサインが出ているかもしれません。

徘徊するようになる!

物忘れがひどくなり認知症と診断されるまでになると、外出したまものの自宅に戻れなくなり徘徊してしまうことも。。。
不安なことは、徘徊は前触れなく突然起こるという事。
季節によっては凍死や熱中症ということも考えられるので、やはり徘徊もリスクのある心配な行動と言えるでしょう。

GPSの活用もありますが、徘徊が始まってしまっては、出歩くことが危険な行動となるので、一人暮らしは難しいかもしれません。

火事や事故の危険性がある!

老人の一人暮らしでは、火事や事故のリスクも高くなります。
自分で料理しようとして火をかけたことを忘れてしまいボヤを起こしてしまったり、社会問題となっている高齢者の交通事故。
やはりこれらは、老人の脳に影響していることが多いようです。

火事や事故を起こさないためには、
・コンロを安全装置がついているものに替えたり、ガスからIHに変更する
・介護保険サービスを利用して一人の時間を減らす
・買い物は宅配サービスや訪問介護を利用する
・免許を返納し車の運転をやめる

これらのことが思いつきます。
なんでも「あれダメ!これダメ!」と制限を設けるのもかわいそうではありますが、「何かあってからでは遅い!」という事を、子供としては常に考えなければならないことだと思います。

ご近所トラブルが増えた!

ご近所トラブルも老人一人暮らしの限界サインかもしれません。
そして、親がいくら一人で生活できているからと放っておける問題でもないでしょう。

高齢者に多い、ご近所トラブルと言えば【ゴミ問題】
ゴミ問題と言っても様々・・・
・ゴミ出しの曜日や時間を間違える
・ゴミの分別をしないまま出す
・家(庭)にゴミをため込んで異臭騒ぎを起こしてしまう
などです。

地域によっては、ゴミ問題が起こった時は介護訪問を利用して捨ててもらう・・・などの方法もあるので、親の住む自治体に相談してみるのも良いでしょう。
→→実家が汚い!でも掃除すると親が怒るのは何故?片付けてもらう方法はある?

他には【騒音問題】
これは、高齢者本人に決して悪意はないのかもしれませんが《テレビの音》が大きすぎて、近所迷惑を起こしていることも多いようです。
→→実家のテレビの音がうるさい!親が難聴?家族のイライラをなくす対処法

詐欺などの犯罪被害に遭った!

老人が狙われるのは、振り込め詐欺だけではありません。
悪質な手口で商品を売りつける悪質商法もその一つ!
高齢者やその家族から寄せられる国民生活センターへの被害相談件数は年々増加傾向にあるそうです。

高齢者の金銭、健康、孤独問題に関する不安を煽り、財産を狙いやすいからだとか。
しっかりした高齢者であれば、怪しさを見抜き即決などしないでしょう。
または、子供や家族に相談するはずです。
それをしない・・・いや出来ないのです。詐欺に引っかかってしまう老人は。
一人暮らしにさせておくのは危険ですよね。

一人暮らしが無理ならどこに住む?

老人一人暮らしの限界サインが出たら、考えられる方向は二つ!
同居か老人ホーム施設の入居になります。

「同居して世話をしなければ親不孝なのでは?」と思う子供さんも多くいるかもしれませんが、必ずしも同居が正解というわけではないと思います。
老人一人でも一般的には不安要素の多いと感じられる環境の中でも、しっかり幸せな老後を過ごしている方もたくさんいます。

ここでは、同居と施設のメリット・デメリットを紹介します。

子どもと同居メリット・デメリット

家族との同居での大きなメリットは、親の様子に目が行き届くようになることです。
家族なので他人には分からない小さな変化に気づけるので物忘れ(認知症)が進行しても早期に対応できます。
そして、親本人にとっては、毎日家族と暮らしを共にすることで不安感や寂しさが和らぎます。

対して、それまでの一人暮らしでは自分のリズムで生活していたため、子供との違うリズムの生活になることから混乱し症状の悪化もあり得ます。
子供世帯も、高齢者がいる生活になるとそれまでのリズムが乱れることになりかねません。
同居する場合には、親子にとって、なじみやすい環境づくりを行うことが望まれるでしょう。

親の自宅の近くの施設に入居

同居が難しい場合には、老人ホームへの入所の検討をする人も少なくありません。
親の自宅近くの施設に入所すれば、親のなじみのある土地で暮らし続けられるメリットがあります。また、施設であれば専門スタッフから介護を受けられ安心です。

しかし、老人ホームでは集団生活となります。
それまで一人で暮らしてきた老人にとってはとても大きな環境変化となります。
個々人の性格や順応性にもよりますが、まったく順応できないままであると、症状が一気に進行してしまうデメリットも考えられるます。

また、離れて暮らす家族にとってはなかなか会いに行くことができないというデメリットも出てきます。

子供の住む近くの施設に入居

子ども(家族)が暮らす自宅近くへの施設へ入所すれば、いつでも会いに行くことができるので安心です。
親本人にとっても子どもや孫に会いやすくなるメリットがあります。

しかし、住み馴れた土地を離れることは、親にとっては思っている以上のストレスがかかるそうです。
特に都道府県を超えた移動だと、文化や言葉の違いから疎外感を感じてしまうこともあるとか。
その場合は、できる限り家族の面会回数を増やしたり、部屋に親の趣味のものやなじみの物を置き、少しでも親のストレスを和らげてあげることが大切です。

→→★★★★近くの介護施設や老人ホームってどんな感じ?★★★★

介護サービスを利用しながら一人暮らし・・・は無理?

現状、24時間見守れる制度やサービスはありません。
(体調が悪くなった時の緊急駆けつけサービスはあります。)
施設に入居か同居するかでしか高齢の親を24時間見守ることはできない・・・ということになります。

もし、事前に親の異変に気付いていれば・・・
もうしばらくは住み慣れた土地に一人暮らしができたであろうに・・・そんな後悔をしないように、日頃から密に連絡を取り合ったり、できるだけ親の元に行き変化をいち早く見つけることが大切なのではないでしょうか。

一人暮らしの継続は、長年住んできた家や地域での生活が継続できるため、親本人にとってはもっともストレスが少ないといえます。
必要であれば、介護サービスや配食サービスなどを活用すれば一人暮らしを継続することは可能でしょう。

しかし、どれだけ様々なサービスを活用しても切れ間のない見守りは不可能というのも現実なのです。

親サポ主婦
親サポ主婦

「現在一人暮らしの親、まだ元気だけど、認知症になったら・・・と思うと不安」な子供さんは多いと思います。
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老人一人暮らし限界のサイン!その後の生活場所はどこ?まとめ

同居してケアできれば、安心感は格段に上がると思います。
しかし、子供自身にも生活や仕事があるはず。
仕事をしていれば、日中は親を一人にさせることになりますから、一人暮らしの時と変わらないし、家に一人でいる親のことが気がかりで仕事が身に入らない・・・ともなりかねません。
実際は、同居であっても四六時中親の世話をすることは、ほぼ皆無に等しいのです。
そうなると【施設で規則正しく生活し、色々な人と関わっている方が親のためになるのでは???】と思ったり。

離れて暮らしていると、子供が気が付かないうちに、親の一人暮らしが難しい状況に陥っているということも少なくないようです。
このような状況になる前に、色々な見守り対策をしたり、頻繁に親と連絡を取り合い、小さな変化をいち早く見つけることが大切なのかもしれません。
親の一人暮らしを限界の時点で気づくのではなく、限界の前に気づける見守りをしていきたいものです。

 

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