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高齢の親が掃除をしなくなった原因は?家事力をアップさせる対策を紹介!

高齢の親サポート知恵袋

久々に実家に帰った時「あれっ?なんだか家が狭くなった?」とか「こんなに物が多かったっかな?」と以前と違う雰囲気に違和感を感じることありませんか?
「もしかして、うちの親、掃除しなくなったのかも!」とドキッとしたり。。。

歳をとるにつれて、今までできていた家事ができなくなったり、体調の変化でやる気がなくなって後回しにしたりすることは多くなって当たり前です。
ただ、そのまま見ぬふりをしていては、当たり前ですが、どんどんエスカレートしていくばかりでしょう。
実家の様子がいつもと違うと感じてきたら、親の家事力が衰えている可能性大!
原因を知り、エスカレートしないよう、親のモチベーションアップに取り組んでみませんか?

 

親が掃除をしなくなった原因は?

掃除をしなくなった・・・
家事力が低下した・・・
などの兆候はひどくなると、生活不活発病や、脳梗塞の初期の症状が疑われる場合があります。
あまりにひどい場合は病院へ行くことをおススメします。

ここでは、そこまでいかず「あれっ?」っと違和感を感じる程度の原因の紹介をしますね。

高齢者が掃除をしなくなる原因として考えられる多くの原因は、
・家事をするモチベーションや気力の低下
・物を持つ、運ぶ、ねじるなどの筋力の低下
が考えられます。

モチベーションの低下

モチベーションの低下と言っても【ただ歳をとったから】というわけではありません。
例えば、
・夫(妻)がなくなり一人暮らしになった
・子供が巣立ち老夫婦だけの生活になった
・外出することが減り社会との関りがなくなった
・孫も大きくなり以前ほど交流がなくなった
などが挙げられます。

言い換えると【人生の目標を果たし終えた=目標がなくなった】と言えるでしょう。
高齢者にとって目標のない生活を送ることは、家事をきちんとこなすモチベーションを維持することさえも難しくなってくるのです。

筋力の低下

人の筋力は、歳をとるにつれて減っていくことは当たり前のこと。
特に75歳を超えると筋力が急速に低下し、運動量が減ると筋肉はどんどん細くなっていきます。

最初に衰えてくるのがふくらはぎや太もものなど下半身の筋肉です。
TVを見ていてよく「下半身に筋肉は集中しているので、常に下半身を鍛えてください!」と言われているのは、そのためです。
足(下半身)の筋肉が衰えると歩くこと、動き回ることが憂鬱になり、他の筋力の低下にも拍車をかけることになります。

次に衰えるのが、手指、腕、肩の筋肉です。
肩(上肢)の筋肉が衰えると、瓶のふたを開ける、雑巾を絞るなどの家事が苦手になってきます。
女性に多く見られる、老人性関節炎などは、指の関節が痛むとほとんど力を出せなくなるので、掃除や家事が苦痛になるのはこのためです。

しかし、筋肉は80歳でも90歳でも鍛えることができます!
若いころのような激しい運動は必要ありません。
できるだけ体を動かすこと(歩行程度でOK)で筋力を鍛えていきましょう。

掃除をしなくなった以外にも変化はある?

掃除をしなくなった以外にも、何か変化は見られませんか?
「親が掃除をしなくなった!」と感じたら、次の項目もチェックしてみましょう。

・食事メニューがマンネリ化してきている
・食事の品数が少なくなってきた
・食事の準備に時間がかかるようになった
・洗濯物がたたまれないまま置かれている
・冷蔵庫の中が整理整頓されていない
・机の上に物が置きっぱなし(空いてるスペースが少ない)
・食器棚や棚の上にほこりが溜まっている
・食器がシンクに置いたままになっている
・あまり使わない部屋はカーテンが閉めっぱなし
・風呂場がなんとなくカビ臭い
・庭の雑草が伸びている(手入れがされていない)
・お化粧をしなくなった
・同じ服を着ていたり、身なりをあまり気にしない
・髪が伸びっぱなし
掃除以外にも、このような兆候が見られたら、家事力だけでなく老化のスピードも速くなります。
親を老化させないためにも、家事力アップ!
できることから始めてみましょう。

「親が掃除をしなくなった!」を回避、家事力をアップさせる対策!

・子供を育て上げた
・子供が独立して自分の家庭を持った
・仕事を退職した
・夫(妻)をなくし一人暮らしになった
・孫が独立した

高齢者は、一つ一つの目標がなくなるにつれて【やりがい】を失い、日常生活においてもモチベーションが低下してしまいます。

そんな親の姿を見て「ちゃんと掃除してるの?」「料理手抜きなんじゃない?」は逆効果です。
家事力をアップさせるのは簡単です!
目標がなくなったのであれば、目標を作ってあげればいいんです!

ボランティア活動を勧めてみる

一見、掃除とボランティア活動って何の関係があるの?と思われるでしょうが、まだ体が元気で「人のために何かをしたい!」という気持ちがのこっているのであれば、地域のボランティア活動に参加するのもおススメです。
活動を通して、外に出る機会も増え、人と交流をすることで規則正しい生活を送れ、自分の身なりにも気を配ることになります。

見返りを求めずに社会に尽くすボランティアをすることで、自分の家の仕事に対する考え方も積極的になるでしょう。

一緒に家の片付けをする

親が掃除をしないからというわけではなく、コミュニケーション&運動という気持ちで親子で一緒に家の片付けをしてみませんか?
もしかして、親は子供が思うほど「家がかたづいていない」とは思っていないかもしれません。
「うちもいらないもの処分して綺麗になって気持ちよくなったよ!」と掃除する方向へ持っていきます。

その際、掃除前と掃除後の写真を撮っておくことがおススメ!
掃除が終わった後にみせたら、綺麗になったことが嬉しくなりモチベーションが上がるでしょう!
上手くいけば、子供がいなくても自分で掃除を始めるようになりますよ!

古くなったカーテンやカーペットを新しく新調するのも気分が上がるでしょう。

一緒に料理を作る

料理が好きな親であれば、一緒に料理することは本当におススメです!
親が作ったあなたの好物メニューがあれば「お母さんの○○食べたいから一緒に作らない?」と誘ってみてはいかがでしょう?
自分が頼られている(してあげたい)という気持ちが芽生えモチベーションアップ→更には低迷していた家事力が再度芽生えてくる可能性大。

身なりを整えて一緒に出掛ける

離れて暮らしていると、そう簡単に出かけることが出来ないと思いますが、実家に帰ったときで良いんです。
いつもの普段着ではなく、ちょっとだけ身なりを整えて出かけてみましょう。
お母さんなら、少しメイクをしてあげても良いでしょう。
自分一人では外に出るのが億劫でも、子供と一緒なら重い腰も上がると思います。
オシャレなレストランなどというと親は尻込みしてしまうと逆効果なので、親だけでは行かないであろうというお店やドライブなどがおススメです。

もしも親が行ってみたい場所があれば、そこに連れて行ってあげるのが一番喜びますよね♪

家でできる運動を教えてあげる

筋肉量は年齢とともに低下しやすくなるとはいえ、筋トレを行えば、高齢になっても筋肉を増やすことができます!
筋力が落ち移動機能が低下した高齢者を対象に1時間程度の運動を週2回行った調査では、1年間で筋肉が5.5%増加したという調査結果も出ているそうです。
1時間が長いと感じるのであれば、毎日20分ずつ・・・ならできそうな気がしませんか?
運動は継続して行うことが大切なので、簡単な運動を生活の中に取り入れて行うとよいでしょう。
特に、下半身を中心に筋トレを行うと、効率的に筋力アップができます。

おススメは、
・いすに座って脚上げ運動
・その場足踏み運動

最終的な目標を3分にして、初めは無理のない回数から始め徐々に増やしていくのがおススメです。
その場足踏み運動は簡単なので本当におススメです。

→→→【家事代行サービス】の力を借りて親の生活をサポートしてみませんか?

高齢の親が掃除をしなくなった原因は?家事力をアップさせる対策を紹介!まとめ

掃除は一見【その家の問題】とか【プライベートなもの】と思われがちですが、決してそうではないと思います。
高齢者が目標を失い家事が疎かになることは【社会性】とも深く関わってくる気がします。
何事もきちんとしなくてはという気持ちを持つためには「自分の力が必要とされている」という意識が必要です。
その意識が心の老化や気力の低下、運動不足を防いでくれます。

・できる範囲でボランティア活動に参加する
・困っている人のために努力する
・見返りを求めずに社会のために尽くす
・家族や子供と一緒に何かをする
このようなことで、家事に対する考え方も積極的になることが期待できます。
※やる気がでてきたら、新しいことに挑戦するのも良いでしょう。

「たかが掃除!されど掃除!」
掃除をしなくなった背景には高齢の親なりの大きな原因があるはずです。
その原因を理解し、少しでも取り除いてあげることで、掃除以外の日常生活にもプラスの影響を与えてくれます。
「親も歳をとったから掃除をしなくなったんだな~」と当たり前に思うのではなく、ちょっとだけ親に寄り添ってモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか。

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