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父親の運転をやめさせる方法はある?納得して免許返納させるための10選!

高齢の親サポート知恵袋

最近、父親の運転をやめさせることを考え始めたアラフィフ主婦です。
それはこのような記事を見たから。

警察庁によると、免許を持つ人10万人当たりの死亡事故件数は、75歳未満では約4件ですが、75歳以上では約9件にもなるのです。

私の父も80歳を目前にしているので考えさせられてしまったんです。

高齢ドライバーによる交通事故の発生原因は、記憶力、判断力、注意力など認知機能の低下による【ブレーキとアクセルの踏み間違い】や【わき見や考え事などによる発見の遅れ】などがほとんどだとか・・・
そのほかにも視力や聴力、筋力の低下、反射神経が鈍くなるなどの身体機能の衰えが原因になる事故も多いそうです。

あなたのご両親は大丈夫ですか?
車の運転技術に危険を感じませんか?

そうはいっても、今現在何事もなく運転出来て、免許切り替えの高齢者講習で満点だった父親に「運転やめて!」と言ったところで却下されることでしょうから、これから、少しづつ免許返納させるべく行動をとっていこうと考えている私・・・
車の運転生活にピリオドを打つときは、強引にやめさせるわけではなく、父親に納得して免許返納してほしいと思っています。

同じような悩みを持っている子どさんも多いと思いますので、納得して免許返納させるための10選を紹介します。

父親の運転をやめさせる円満な免許返納方法は?

子供としては「もうそろそろ運転をやめてほしいな~」と思ってなんとなく父親に声をかけてみても当の父親は「まだ大丈夫!」「足がなくなる!」と子供の心配よりも自分の日常生活の不便さのほうが大きいのが現状のようです。

確かに、高齢になると、釣りや登山、山へ山菜取りなどを趣味にしている人も多いですが、車がないと遊びに行くことができなくなってしまいます。
また、公共機関が十分整っていない地方の高齢者にとって車はコミュニケーションツールでもあります。

車が必要だと理解していても、親の命には代えられません。
事故を起こしてからは遅いのです!
下記のチェックポイントに一つでも当てはまるのであれば、【父親の運転をやめさせる】方向で少しづつ動き始めた方がよいかもしれません。

家族によるチェックポイント
・車間距離を一定に保つのが苦手になったようだ
・以前に比べて車庫入れに時間がかかり危なっかしくなった
・運転中にミラーをあまり見なくなった
・ウインカーを出し忘れることがあるor出さない
・駐車場の枠に合わせて車を停められない

説明でななく納得してやめてもらう方法!

父親に運転をやめさせたいばかりに頭ごなしに「もう年なのだから免許は返納して!」と頭ごなしに言う事はさけたいもの。
子供が一方的に自分の感情で物を言うと、父親のプライドを傷つけるばかりか、怒りからさらに聞く耳を持たなくなる可能性があります。

父親に車の運転をさせまいと、車の鍵や免許証を隠すとい人もいるようですが、父親が自分で新しい鍵を作って乗ることも考えられますし、最悪、免許証不携帯で運転してしまうケースもあるようので絶対おススメできません。
そして、強引なやり方は今後の親子関係を悪くしかねません。

ポイントは「説得するよりも納得してもらう」です。
・具体的に父親のどういう点が危ないのか?
・どうして運転をやめるほうがいいのか?
を指摘するのが良いでしょう。

その際、「私(子供のこと)がお父さんをこれだけ心配しているんだよ!」という気持ちをしっかり伝えるのが大切です。

コスト面を考えてみる!

車の免許を返納してほしい父親世代であると、年金で暮らしている人が多いのではないでしょうか。私も時々父親と車の維持費について話すのですが、父親本人も「昔ほど車に乗らないし、確かに車にかかる維持費は大きいな・・・」と言っています。

でも、案外、この維持費のことをあまり考えずに車に乗っている高齢者も多いようです。
これは、やはり子供の出番ではないでしょうか!

車を持っているという事はかなりのコスト(維持費)がかかっているのかを計算して父親に切り出してみるのも一つの手段です。
ガソリン代、メンテナンス費用、税金、保険料、駐車場代など具体的な数字を出して提示すると、無駄遣いをしない高齢者には、かなりの衝撃があるようです。

「それだけのコストをかけて車に乗る必要があるのか?」
運転免許の自主返納をすることで、タクシーやバスの割引券配布などの優遇措置があるメリットがある自治体もあるので、そのような点も伝え考えてみるのもよいでしょう。

万が一の自損事故であっても、骨折でもすると通院や入院、治っても寝たきり生活になることがあります。
事故を起こすことがどれだけ老後の生活を脅かすのかも考えてみましょう。

ネット通販を教える!

買い物のために自動車を使う高齢者は多いものです。
年を取るにつ入れて歩くのが辛くなったり、重い荷物を持つのも辛くなる高齢者にとって、車は何よりも便利な乗り物です。
「車が無ければ買い物が不便になる・・・」この問題が高齢者が車を手放せない一番の原因でもあると私は考えます。
我が親もなのですが「この問題を解消できることはないか?」と考えたときに思ったのが【ネット通販の利用】でした。

高齢者の多い地方では地元のスーパーマーケットが宅配サービスをしている場合もありますし、インターネットを使える親であれば楽天やヤフーやアマゾンなどや大手ショッピングセンターイオンの宅配サービス(イオンネットスーパー)を活用してもらってはいかがでしょうか。
親サポ主婦
親サポ主婦

・ネット通販なら買い物の醍醐味を失うことはありません!
・車で色々なところを回る必要もなく、ネット環境さえあれば何でも購入できます!
・重いものを持ち運ぶ必要ありません!

「まだまだ運転したい!」という意欲がある高齢者(父親)であれば、ネットの操作も前向きに覚えて使いこなせるようになるはずです。

車以外の楽しみに時間をかける!

車を手放したからと言って、じっと家にいなければならないということはありません。
車がなくなり、ウォーキングしながら人との触れ合いを感じてリフレッシュしたり、車生活の時には感じることがなかった自然を感じてみたり、歩くことを意識し始めて体力低下防止にもなったり・・・と悪いことばかりではありません。
人によっては免許返納が一石ニ鳥となることもあるようです。

病院の医師から助言してもらう!

高齢の男性はプライドが高い傾向があると言われています。
子供から指図されたことを素直に従うことは、なかなか困難かも(-_-;)
そのような場合は、父親本人が一目置く人から助言してもらうと効果的なケースもあります。
例えば、かかりつけの医師とか。。。
子どもの声には素直に従わなくても、主治医の言葉なら耳を傾けるかもしれません。

しかし、ただ主治医に「父親に免許返納するように説得してください!」と言っても、主治医も困ってしまいます。
父親の車の運転で気になるところなどを動画で隠し撮りして「いかに危険なところがあるのか!」を見せると説得力があります。

警察に相談する!

警察に相談するのも一つの手!
免許更新の時期に父親が更新に行く前に警察へ相談してみてはいかがでしょうか。
ただし、警察だからと、免許を返納させる権限は一切ありません。
高齢者自身が受ける【高齢者講習 認知機能検査】で合格点であれば、引き続き運転できるわけであって・・・
ただし、警察署の方から話してくれるということも聞くので相談してみるのも一つの方法だと思います。

免許の自主返納で得られるメリットを伝える!

高齢の父親が免許返納を拒む理由は何でしょうか。
頼るべき子供が近くに住んでいないと免許返納後の買い物や病院通いなど移動手段をどうするか?が一番に挙げられる問題なのでは?

そこで、免許を自主返納したことで得られるメリットを親伝えることも大切です。
何も言わずに免許返納させてしまっては、父親はデメリットしかない状態で気持ちの切り替えが難しくなるのではないでしょうか。

免許を自主返納することで受けられるさまざまな特典があります。
例えば、引っ越しの割引、金融機関の定期預金の金利優遇、ホテル、レストランや娯楽施設の割引、デパートやコンビニなどの無料配送のほか、いろいろなサービスが提供されています。

自治体によっては「65歳以上の返納者にタクシーチケット3万円分交付、また満75歳未満の返納者は町内どこでも、1回600円でタクシーが利用できる」とか「返納者全員に市共通商品券1万円分」などの特典を用意しているところもあります。
お住まいの地域のサービスを調べてみて、このようなサービスを説得材料にしてみてはいかがでしょうか。

デイサービスを提案してみる!

親を介護保険制度のデイサービスに通わせるのもおススメです。
デイサービスは、午前10時ごろに施設に行き、レクリエーションや入浴をしたり昼食を食べたりして、夕方に自宅に戻るといった内容になっています。
自宅と施設の移動は送迎してもらえるので、車がなくなっても多くの人と交流することができます。
デイサービス車で買い物に行くこともあります!

介護保険制度のデイサービスを利用するには、自治体で要支援認定や要介護認定を受ける必要がありますが、要支援認定の場合「立ち上がりに見守りが必要」なレベルなので「日常生活上の基本動作はほぼ自分で行うことができる」人でも認定してもらえる可能性があります。

孫に助言してもらう!

高齢者は孫には弱いものです。
孫から「おじいちゃん、おばあちゃん、危ないからもう運転しないで!」と言われれば、高齢者も心を打たれて免許返納を考え始めるかも・・・(^^)/

免許を返納した人にアドバイスしてもらう!

家族総出で説得しても免許返納を拒んでいた人が、考え直す発端となるのが【免許を自主返納した人からの説得】ということも多いようです。
そのような人は父親にとって顔なじみや昔からの長い付き合いのある人であるでしょうから。

一足早く免許返納した「先輩」の話から
・運転に自信が持てなくなったこと
・危ないと感じた経験
・車がなくてもそれほど生活が変わらないこと
・免許返納してから始めた新しい趣味
・車がなくても生活が充実していること
など、リアルなエピソードを聞けば、「車に固執することもないのかな・・・」と考えてもらえるかもしれません。

事故をした場合のことを親子で考えてみる!

事故の加害者にでもなったと考えると、父親本人だけでなく家族の人生まで狂ってしまうでしょう。
自損事故であっても体が不自由にならないとも言えません。
車がなくて、ちょっと不自由になったとしても、健康で楽しく生活できる方がよいと思いませんか。

父親の運転をやめさせる方法はある?納得して免許返納させたい!まとめ

父親の運転をやめさせる方法を10個紹介しました。

①説得ではなく、納得させる方法
②コスト面を考える法方
③ネット通販を教える方法
④車以外の楽しみを考える方法
⑤病院の医師から助言してもらう方法
⑥警察に相談する方法
⑦免許の自主返納で得られるメリットを伝える方法
⑧デイサービスを提案する方法
⑨孫に助言してもらう方法
⑩事故を起こした場合を考えてみる方法

家族が反対したにも関わらず父親が運転を続けて事故を起こしてしまったら、家族はとてもつらい思いをします。
必ず「強引にでもやめさせるべきだった」と後悔します。

しかし、免許返納というのは、単に車を運転するか、しないかだけの問題ではありません。
【父親に免許返納をさせて、はいっ!終わり!】ではすみません。
免許返納後の親の生活の送り方、具体的な移動手段をしっかり子供が考え、父親が「運転しなくても何とかなるな~」と思えば父親の車の運転をやめさせる意味があったと言えるでしょう。

【免許証を自主返納してもシルバーライフを充実させることはできる!】ということを示してあげてくださいね

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