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親の世話がストレス!疲れたと感じた時に利用したいサポート9選

高齢の親サポート知恵袋

年齢を重ねるにつれて現実的な問題となってくる、親の介護。
親の世話が自分の生活の大部分を占めてしまったら、ストレスが溜まって当たり前です!
自分の親に責任感を持つことは良いことですが、自分や自分の家族が疲れてしまっては元も子もありません。

私も一時は、子供も小さく自分の生活を優先させることになってしまい、親の世話が二の次になってしまったことに罪悪感を感じたことがありましたが、私の親は私の家族を犠牲にしてまで自分たちのことを優先することを拒みました。
その時感じたのが「親は子供や孫に自分たち年寄りのために犠牲になってほしくないと思っているのだなあ。」と感じました。

そこから、私は「親の世話をする上で、ストレスをためず、親にも負担を感じさせない方法を調べてみよう!」と考えるようになりました。
今後、世話から介護というレベルになると、また考えることが多くなるとは思いますが、今から、うまく乗り切る方法を考えておくと、少しは余裕をもった世話ができるかもしれません。

「親の世話がストレス!」と感じた時、何かに頼ることは決して罪悪感を感じることではないですよ。

親の世話がストレス!疲れたと感じた時に利用したいサポート9選

親の世話によって疲れやストレスが慢性化してくると共倒れになりかねません。
自分の生活をできるだけ変えず親の世話を続けるためには、様々な知識や情報をインプットし活用していくことが重要です。

「自分の親だから子供の私が世話をするのは当たり前!」と頑張る気持ちはわかりますが、時には肩の力を抜き何かに頼ってもいいと思います。
ここでは「親の世話がストレスになっているかも???」と感じたときに利用したいサポートを紹介します。

本人にも家族にも役立つ各種サービスの活用

高齢化社会になりつつある現代。
将来的なことを見据えて、最近では高齢者の介護や見守りにまつわる様々なサービスも続々と増えています。
これらを必要に応じて上手く活用することで、親の世話のストレスを軽減することに繋がります。

地域サービス

【活用するか?しないか?】というよりは、親の介護のことが気になり始めたら、まずは地域包括支援センターを訪ねてみるのもおススメです。
介護が必要になる前から、相談することができます。
将来的な不安やできるだけ介護が必要な状態にならないためにはどうしたら良いのかなど高齢者に関わるあらゆる相談事を聞いてもらえるので時間を作って行ってみるのもよいでしょう。
介護認定が必要になったときの申請窓口も、地域包括支援センターで行うことになります。

他には、自治体の福祉や高齢者を担当している窓口、かかりつけとなっている病院の主治医や医療ソーシャルワーカーなどにも相談することができます。

また、今現在、介護サービスを受けるほどでもなくても、イザという時のために、どのようなものがあるかを知っておくと、利用する時に選びやすいでしょう。
デイサービスなどの通所系のサービスや、訪問介護などの訪問系のサービス、老人ホームなどの入所型のサービスがあります。

見守りサービス

生活用品や企業を利用した見守りサービスです。
大きく分けて【見守りサービス】と【緊急通報サービス】の2種類があります。

見守りサービス

離れて暮らす親の異変に気付くよう、電気ポットやガス、水道、万歩計、携帯電話などの使用情報を子どもに知らせるサービスです。
親の生活リズムが分かるので「いつもと変わりなく生活しているな」と確認できることが安心できるのではないでしょうか。

緊急通報サービス

一般的にペンダント型等の押しボタンを親が身につけておき、苦しくなった時などに押すと通報されるしくみです。
自治体によっては無料提供される場合もあります。
ホームセキュリティ会社が防災や防犯と組み合わせてサービスを提供するという有料の見守りサービスも増えています。
持病がある親、そして、それを心配する離れて暮らす子供にとって、お守りと安心を与えられるサービスだと言えるでしょう。

食事宅配サービス

食事や食材を家に届けるサービスです。
お弁当をよく利用する親などに、いつものお弁当に飽きてしまった時は、気分転換に食材宅配に切り替え、味付けを自分でするなど、料理を作る楽しみも味わうことができる宅配もあります。
最近はコンビニでも宅配で食事や必要品を配達したり、冷凍で一週間分届けて食べる都度、解凍するスタイルのものもあります。
いつも同じ・・・だとマンネリ化してしまうので、定期的に様々な食事宅配サービスを利用してみるのも楽しいでしょう。

最近、私が「良さそう♪」と気になる宅配サービスの【食のそよ風】

栄養バランスも考えられ、3種類のおかずが入り10食をセットで冷凍で送られてきます。
親が食べたいときに手軽に利用でき、賞味期限も1年と長くいざというときに安心なのが、親の見守り世代の子供にとってはとっても魅力的☆
定期購入は、隔週や月イチでの配送から選択可能ですし、毎月〇日、第◎、△曜日といったカスタマイズ対応も可能なんです。

親が食事をちゃんと食べている・・・と思うだけで、なんだか少しストレスが軽く感じるのは私だけでしょうか。。。

介護用品のレンタル

「今、お布団で寝ているけど、ベッドのほうが良さそうだな・・・」とか「足腰が弱ってきたから手すりを取り付けた方がよいかしら?」などの場合は、介護用品のレンタルを利用するのもおススメです。
レンタル費用は介護認定の度合いにより変わってきますが、公的介護保険制度を利用して安く貸与を受けられる場合もあります。
自己負担金額は、かかった費用の1割程度です。

介護認定されていなかったり、該当しない場合は、民間のレンタルサービスも多くあります。
購入という選択肢もありますが、高齢の親の体の変化により不要になったり、別のものが良くなったり・・・ということも考えられますので、レンタルだと処分の心配をしなくてよいのがおススメです。

洗濯代行サービス

例えば、親が入院した時!
気になるのが、洗濯・・・近ければ、毎日取り換えに行けるものの、離れて暮らしていると、毎日はとても無理だし、だからと言って行かないわけにはいきません。
近くに頼める人がいればよいのですが、いつもお願いとなると申し訳なくなったりもするのですよね。
そんな時は、家事代行サービスで洗濯をアウトソーシングすることもおススメ!
洗濯物だけのために通う回数が少し減るだけで、ちょっとだけ心に余裕が・・・

航空会社介護帰省割引

実家から遠距離で暮らし、車より飛行機で帰省するのが早い!という場合は、航空会社が提供している介護帰省割引を活用しましょう。
各航空会社が設定する介護目的の航空路線の割引制度なのですが、要支援・要介護と認定された人の家族が利用できます。
割引率は会社で異なりますが、最大40%程度の割引も!
この介護帰省割引のメリットは値段が安くなるだけではなく、早割と違い当日までキャンセル可能という点。
「実家に帰るはずだったのに急に仕事が休めなくなった・・・」となっても慌てることはありません。
高齢の親の様子を見るために帰省する頻度が増えた際の費用負担を軽減できますし、この制度を利用することで帰省を増やすことも可能になるのではないでしょうか。

コミュニケーションロボット

コミュニケーションロボットは、お部屋の明るさや温度・湿度、テレビリモコンに反応しておしゃべりします。
曜日感覚を搭載していて毎日お話が変化。
簡単な会話だけであっても、孤独になりがちな高齢者にとって良い刺激になり、認知症の進行を遅らせたり発症を予防できるというメリットがあります。

住宅のバリアフリー化

高齢者が自宅でケガをする例は珍しくありません。
家の中に危険な場所は無いか、手すりを付けたりバリアフリーに変えた方がよい場所があれば工事を検討してみるのもよいでしょう。

生活用品を安全なものに変える

日常的な生活用品を安全なものに変えるだけでも、子供のストレスが軽減されるはず!
例えば、調理の時にガスを使っているなら、電磁調理器(IH)に変えれば火事の心配が減らせます。トイレの立ち座りが大変そうであれば手すりをつけるだけで親は楽になるでしょう。
布団から起き上がりやすいベッドに変えるなども検討できます。
自分の親が日常生活において何が不便なのか?を知り、それを解決してあげることは、親を心配する子供のストレス軽減に大きな役割を果たしてくれるでしょう。

親の世話のストレスで疲れを感じてしまったときの解消方法

がんばらない

「一生懸命がんばっているのに、でも・・・」の背景には、元気なままの親であってほしいという愛情と、それが叶わないかもしれない悲しみが混じっているのだと思います。
でも、その気持ちや今のあるがままを受け入れ「がんばり過ぎなくていいんだよ」と、自分に声をかけてあげましょう。
まずはがんばっている自分に優しく接してあげることが第一です。

抱え込まない

医療が進歩した今は介護が長期にわたることも多くなっています。
介護は一人で!とか、一つの家族で!では、抱えこめなくなっているのが現実かもしれません。
外部サービスなどを上手く利用し、介護の一部を任せることは、決して悪いことではありません。

「介護は親への恩返し。」と、頑張るものの、きれいごとだけではすまないのが介護。
不満ややりきれない気持ちは、あって当たり前。
時には友人や親しい間柄の人に話を聞いてもらったり、弱音や愚痴をこぼすことも、実はストレスを抱え込まないためには必要なことなのです。

同じ年代の高齢者と比べない

同じ年代のお年寄りの体調変化や症状の現われ方は千差万別です。
人と比べるのはあまり意味がないですし、不幸の始まりです。
【他の人を参考にするのは決して悪いことではありませんが、親の世話(介護)に正解はない】と聞いたことがあります。
その家庭毎でできる、親も子供もストレスをためずにできる世話(介護)を考えてみるのもよいですね。

協力者や理解者を増やす

親の世話はできるだけ一人で抱え込まず誰かに協力をお願いしたほうがいいです。
兄弟姉妹、親戚がいればやることを分担すれば、一人が抱え込むことをしなくてもいいわけですし、それぞれの負担も軽くなります。

「自分は長男だから・・・」「私は一人っ子だから・・・」と、自分1人で悩んでいると、だんだん視野が狭くなってしまいます。
解決できるはずのことも解決できなくなってしまうかもしれないので誰かを頼りましょう!
周りに頼める親しい人がいない場合は、行政の力を借りる事だって可能です。
地域包括支援センターや担当のケアマネジャー、自治体の介護保険を担当する窓口などで相談してみてください。

高齢の親の世話は大切なことです。
しかし、生活のほとんどを親の世話が占めてしまうと、身体的にも精神的にも余裕がなくなっていき、孤立が進んでしまいます。

親サポ主婦
親サポ主婦

自分の生活が親の世話の一辺倒にならないためにも、意識的に自分だけの時間や外部との時間を作ることです。
同じような悩みを持つ人が近くにいれば、情報の共有だけでなく、悩みを話す機会も作れます。

ちょっとだけ親の世話から離れてみる

親の心配事が増えると、外出したり趣味を楽しんだり・・・ということがなくなってしまいます。
そこから気分転換ができず、ストレスをため込む結果になってしまいます。
もちろん、親を大切にすることは大事なのですが、ときには親の世話から離れて自分の時間をつくることも必要です。
このような時こそ、友人と食事に言ったり、趣味に打ち込んでみたりすることで、気分がリフレッシュされ介護に対するストレスもたまりにくくなります。

「自分の時間なんて取るような時間はない・・・」という人は、自分の時間をつくるために、介護サービスを積極的に活用しましょう!
ショートステイで数日間だけ施設に宿泊してもらったり、デイサービスを利用して日中は1人になれるようにしたりなど、利用できるサービスを活用すればよいのです。
自分の時間が少しでもとれることで、気分も落ち着き、親にも優しく接することができるのではないでしょうか。

親の世話がストレス!疲れた時に利用したいサポート9選まとめ

いつかは自分にも介護という現実が直面するのは分かっていても、考えないようにしている人も多いのではないでしょうか。
私も年々年をとっていく親の姿を見て考えるのですが、親の世話(介護)は大変ですが、工夫しだいで負担を軽くすることはできるということが分かってきました。

昔と違って、現在は介護者をバックアップする制度やサービスがかなりそろい始めています。
そのようなサービスや情報をうまく活用し、自分の生活を守る手段を選ぶことが出来る時代になっているように思えます。

年老いた親と離れて暮らしていて、自分の生活を変えずに暮らすのは、子供にとっては申し訳ない気持ちであるかもしれませんが、決して親不孝ではないと思います。

高齢の親の世話が始まっても、自分の暮らしを手放さず、介護と自分の生活を守る知恵と情報そして頼れる相談相手を見つけることで対策を講じていきしょう。

ストレスを感じることは、何も”親の世話”だけではありませんよね?
仕事や人間関係、夫婦関係や子供のこと・・・日常生活を送るうえで、ストレスは欠かせないものなのかもしれない・・・って最近思うんです。

だから、自分のペースで、自分のやり方でストレスとうまく付き合うことが親の世話を長く続けるコツなのではないかなあ・・・と。
無理をせず、自分のことも大切にしながら、親の世話をしていきたいものですね。

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