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高齢の親にイライラ!ストレスがたまらない親との付き合い方は?

高齢の親への接し方

高齢の親にイライラし、ストレスを感じることはありませんか。
そしてそのイライラから高齢の親に必要以上に強くあたってしまい、後になって後悔してしまったり。

「親は高齢なんだから・・・」と分かっているのに、どうしようもないイライラ。
この何とも言えないイライラ、どうにかならないものでしょうか。

そんな時、私がふと思ったことを実践!
初めは少しばかり自分を抑える必要はありますが、慣れてくると、イライラすることが減ったような気がします。

高齢の親にイライラした時、ストレスがたまらない親との付き合い方を紹介します。

高齢の親にイライラした時の付き合い方

親と子供の関係は、いくつになってもぶつかり合うものなのでしょうか。
良い意味で言い換えると【なんでも言い合える関係】なのかもしれないな・・・と思う今日この頃。

しかし、今まではあまり気にならなかったことが、親が高齢になり、その言動がなんだかイライラ・・・そして、そのイライラが自分自身のストレスになる人も多いようです。

そんなイライラした時の高齢の親との付き合い方を紹介します。

親サポ主婦
親サポ主婦

私も実践しているうちに、うまく自分をコントロール出来るようになったような気がします!

イライラやストレスを減らして高齢の親と楽しい時間を過ごしましょう♪

何度も同じことを言う時は「そうだよね」のあいづちで返す!

【同じ話を何度もする】のは高齢者のあるある話です。
これは、加齢とともに起こることなので、歳をとった親を悲観せず「うん、そうそう!そうだよね!」と相槌を打ってあげましょう。

私も以前は「その話、いつもしてるよ!」とか「さっきも同じこと言ったよ!」と、言っていました。
しかしこのことは親に「お母さん(お父さん)は物忘れがひどいよ!」と言っているようなものです。
親だってプライドがあるので傷つくこともあるはずです。
人によっては、それが怒りに変わり、手がつけられなくなることもあるそうなので要注意!

傷つけられた負の循環は、ますます退行しやすくなるので、子供自身がある程度うまくあいづちを打つことを覚えると良いでしょう。

自己中心的な考えでも全否定しない!

性格的なものもあるかもしれませんが、歳を重ねるにつれて、今までとは違うことを言ってみたり、言った言わないの押し問答になったりすることはありませんか。

素直に認める親であれば子供がイライラしたりストレスはたまりません。
親も子供に否定されたり訂正されることは、親としてのプライドが傷つくので自分の意見を正当化しとおすことになることも。。。
そのやり取りを繰り返すと、親にだけでなく、イライラしている自分自身にも腹立つ始末。
こうなると、ひたすら平行線・・・ですよ。

親サポ主婦
親サポ主婦

こんな時は、自分もきつく辛くなるので全否定はやめましょう。
ある程度、子供が譲ってあげる方が自分のイライラ&ストレスは少なくなります。

このように以前より高齢の親が自己中心的な考えでも認めないのは、脳の働きに関わってきます。
(前頭葉の働きの衰えが考えられるそうです。)
これは、認知症ではありませんが、脳の前頭葉の働きが衰えているために、怒りを抑える力が弱くなりコントロールができなくなったことが考えられます。

また、周囲のことを否定ばかりして自己中心的なことばかり言うことは、孤独感から自分を守っている脳の指令もあります。
このような場合は、親自身が感情を抑えきれない状態になっているので、冷静に話を聞いてあげることで、落ち着かせることができます。

短気になったと感じる時は味方になってあげる!

高齢になると穏やかだった人でも短気になることはよくあることです。
これは主にストレスが原因と言われます。
過剰なストレスが、我慢を抑えることができない性格にさせてしまっているのです。

歳老いてくると、以前に比べて思うように体が動かなくなったり、思考的にも理解が追いつかず、自分自身に対してイライラしがちです。
そこに追い打ちをかけたように家族から年寄り扱いされることは、子供が想像している以上に、自己評価を否定され、ストレスを感じる環境に身を置いていることとなるのです。

また、思考や感情、理性を担う前頭葉の抑制機能も老化によって低下しているので、自分の感情を抑えにくく、まわりに気を使う心の余裕がなくなっています。

親サポ主婦
親サポ主婦

そんな時は、親の状況をくみ取り、できるだけ味方となりストレスを減らしてあげましょう!

短気になった親を正そう・・・と思うのは逆効果。
味方がいないと思う状況は、孤独や孤立を感じさせてしまい、高齢の親の短気を煽るだけとなってしまいます。

物忘れが多い?と感じたときは親の年齢を自覚して接する!

冷静に考えてみてください。。。
自分だって歳をとっているのですから、親が歳をとるのは当たり前ですよね?
「親だからいつまでも元気でいてほしいし、しっかりしていてほしい」と思うことは当たり前のことです。

他人なら「高齢の方だからね・・・」と冷静に思えるても、自分の親となると、心身の衰えや、老化、物忘れなどを受け入れたくない気持ちが沸き上がってきます。
現実を受け入れたくない衝動に駆られてしまうんですよね・・・

親サポ主婦
親サポ主婦

そんな時は、親の年齢を自覚して接します!
「自分も歳をとったんだから、親も若いままではないよね・・・」
ほんの少しでも親の年齢を自覚して受け入れることでイライラが減りますよ!

自分の失敗を認めない場合は頭ごなしに否定しない!

歳をとると、自分の失敗を認めない高齢者は多いものです。
周囲の人は高齢者の自尊心と揺れ動く感情を理解して、一方的に頭ごなしに否定せずに付き合うようにしましょう。

高齢者は「自分は人の役に立っている価値ある人間である」という思いを強く持ちがちです。
老化によって脳や体の機能が衰えると、「以前できていたことができなくなる」「ちょっとしたミスが増える」など、自分ではなかなか受け入れにくい事実に直面して落ち込む機会が増えてしまいます

そんなときに「自分には価値がある」と思う自尊心で、否定したい事実をカバーしているのです。

特に75歳以上の後期高齢者には「自分は人の役に立つ人間ではなく、世話をされる人間になった」と考える人が多くなります。
常に高齢者は「自信のある自分」と「自信のない自分」の間を揺れ動きながら生活をしている状態と言えるでしょう。

親サポ主婦
親サポ主婦

高齢者にとって自尊心はとても大切です!
自分の失敗で自信をなくしてしまうと色々なやる気を失ってしまうので「自分は人の役に立っている価値ある人間だ」という気持ちを持ち続けることはとても重要なことなのです。

「自分は役に立っている」と感じているほうが精神面の安定を導き、老化によるストレスを軽減させます。

都合の悪いことはなかったことにするのは歳によるものと割り切る!

高齢者の思考は「自分に有益になるほうへ考える」ようにできています。

たとえば、体力がなくなったとか足や腰が痛む・・・といった身体的な老化によって起こる不調を、高齢者は認めたくありません。
そこで、脳が自分に有益になるように、本当は認めなければいけない嫌な事実は「認めない(記憶しない)」ように働き、気持ちを切り替えさせているのです。

このことは、高齢者がこれまでの人生経験から、嫌な(認めたくない)経験に気持ちを引きずられ苦しい思いをしているよりも、そういった経験は早く忘れてしまったほうが生きやすいということを知っているからです。

ある実験で、若者と高齢者に怖い写真と楽しい写真を見せたところ、「若者は怖い写真」を見る時間が長く、「高齢者は楽しい写真」を見る時間のほうが長かったという結果が出ています。
これは高齢者が負の感情よりも、楽しい感情に長く触れているほうが人生を豊かにできることを、自分の経験から知っているためのようです。

親サポ主婦
親サポ主婦

高齢者は「都合の悪いことをなかったこと」にしているわけではなく、いつまでも嫌な感情(自分に都合の悪い感情)に引きずられているよりも、すぐに忘れて気持ちを切り替え、楽しいこと、やらなければいけない事に目を向けて、人生をもっと有益に過ごすべきと脳が処理をしているのです。

おしゃべりがとまらない時は聞き流す!反論しない!

いくつになっても、いつまでも前向きでポジティブ思考なお年寄りがいますよね。
しかし、身体的、精神的に不調な部分も出てきて当たり前。
どんなに昔は前向き思考な人であっても不調が出てくると気が滅入ってくることも多くなります。

そうなると高齢者はネガティブ発言やストレス発散のおしゃべりが多くなってくることがあります。
特に女性である母親はとにかく聞いてほしい・・・ひたすら話が続くかもしれません。。

親サポ主婦
親サポ主婦

どんな事であれ、聞き流せることはハイハイと聞き反論しすぎないことが一番。
それが、話を早く終わらせることにも繋がります!

話すことで高齢者はかなりストレス解消できるでしょう。
「親の話をずーっと聞いていたら自分がストレスたまっちゃうよ・・・」と思うこともあると思いますが、あまり考えすぎてはいけません。
知らんぷりでなく、うまく相槌を打ち、聞き流せるところは聞き流すのです!

イライラから意識をそらす気分転換方法

高齢の親と接することで発生するイライラ。
そんな時の付き合い方を紹介しましたが、子供のあなた自身にイライラが溜まり続けていては本末転倒です。

親への接し方を考えつつ、ちょっとだけその場のイライラの意識を他へそらす気分転換方法を紹介します。

ひとまずその場から離れてみる!

高齢の親との間でイライラした時は、ほんの少しの間だけ、その場を離れてみましょう。
部屋を出るとか、トイレに行くとか、すぐにできる簡単な対処法です。
場所を変え、少しだけ親と距離を作ることで気持ちを落ち着かせることができますし、気分転換にもなります。
その場から離れている間は、怒りを振り返ることなく、飲み物を飲んだり、深呼吸したりなど、自分の気持ちを落ち着かせることに集中しましょう。

これだけで、親に対する目に付いた出来事すべてのイライラが消失するわけではないのですが、少しでも冷静さを取り戻すことができれば、その後、適切な言葉を選んで話すことができるはずです。

深呼吸してイライラを吐き出してみる!

表立ってイライラしているようには見えなくても、心の内にためてしまうことを苦痛に感じる子供さんも多いのではないでしょうか。
親とのイライラを別の場所や無関係な人に対して八つ当たりという形で怒りを発散してしまうことは絶対避けなければいけません。

親サポ主婦
親サポ主婦

その場から離れられない状況で、イライラを減らす方法としておススメなのは、深呼吸をして心の中でイライラを吐き出す!

言葉に出す出さないにかかわらず、イライラから冷静さを取り戻し気持ちを切り替えるためには有効な手段とされています!

やり方は、まず深呼吸!イライラしていると、呼吸が速く、浅くなりがちです。
鼻から吸い、ゆっくりと長く口から吐く、呼吸に意識を集中してみてください。
イライラしたら「3回深呼吸する!」とか「ゆっくり息を吐く!」など自分の中で決めておくとイザという時にすぐに実践できます♪

イライラを吐き切ったら、自分が引き受けた課題に取り組みます。
その都度、気持ちを落ち着かせることで、心の内にため込んだイライラを減らしていきましょう。

離れて暮らす高齢の親の見守り考えていますか?⇒高齢の親に必要なサポートは何?

高齢の母親にイライラ!ストレスがたまらない母親との付き合い方は?まとめ

高齢の親にイライラした時の付き合い方を紹介しました。

・何度も同じことを言う場合は、うまく相槌で返す
・自己中心的だったり失敗をしても全否定しない
・常に味方になってあげる
・親の年齢を自覚して接する、割り切る
・おしゃべりはうまく聞き流す

高齢の親をどうにかしようとするよりも、自分のイライラをなくすには、自分が大人になるほうが手っ取り早いですし、「親はもう若くないんだ・・・」と自覚して接することで少しはストレスも減らせるでしょう。

自分のメンタルも大事にしながらうまくイライラを解消できるように過ごしていきたいものですね。

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