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高齢者の親はエアコン嫌い?つけない時の対策と本当の理由!

高齢の親が安心して生活できるサポート

高齢者の親はなぜエアコン嫌いの人が多いのでしょうか?
エアコンをつけない理由って、ただ【嫌い】というだけでなく、別のところに本当の理由がある場合もあるのでは?
・・そうは言っても、エアコンをつけずに室内で熱中症になっても大変!
エアコンをつけない時の対策も考えなければ・・・

80代の私の父親は「汗をかくことは良いことだ!」などと言うのですが、「それは違うんじゃないの?運動の汗とかが良いのであって、こんな暑い室内で過ごしていたら熱中症になってしまうよ!」と毎年言い合っている気がします。

最近では、年々気温も上昇してきています。
熱中症の危険性を若い世代ほど理解していない高齢者も多いので、家族や周囲の人が声をかけていくことが大事になります。

 

高齢者の親はエアコン嫌い?つけない理由は他にもあった!

エアコンは電気代が高い!贅沢品だ!の気持ちを払拭する

省エネ性能が高く、光熱費はかなり抑えられるのが今のエアコン。
しかし、高齢者となると「エアコンは贅沢品!電気代が高いから我慢!」という精神が強く備わっているようにも感じます。
しかし、体調が悪くなっては元も子もありません。
そのような考えをちょっとだけ払拭してあげましょう。

コチラを参考に!!

親サポ主婦
親サポ主婦

15年前のエアコンを買い換えた場合、年間2,781円〜26,406円の節約に、10年前のエアコンを買い換えた場合、年間945円〜15,768円の節約になるそうです。
「今のエアコンは昔のものと違って性能は良いのに電気代がかなり安いんだよ!」と教えてあげるのもよいのでは?(*^-^*)

エアコンの操作が分からない

「寒がりだから」「クーラーが嫌い」と言っていた親。
その理由が、まさかの【リモコン操作が分からない!】ということも多いようです。

エアコンをつけていても「冷房」ではなく「暖房」のままになっていたり、風の向きや風量が変えられることを知らない親もいるのではないでしょうか。

温度設定ができれば、自分が寒くない程度の適温にすることもできるのにね・・・

子供にとっては、「エアコンの操作くらい知っているでしょ」と思いがちですが、高齢者にとっては【自分がエアコンの操作をできないことを周囲の人に言うことが恥ずかしい】と感じる人も少なくないようです。

一緒に暮らしているのでなければ、【エアコンの使い方とボタンの操作方法】を紙に書いて、リモコンの近くに貼ってあげるのも親切かもしれません。

 

高齢者の親はエアコン嫌い?つけない時の対策!

親の体感温度に合わせた温度設定にする

親の体感温度に合わせた温度設定にしてあげることが大切です!
部屋が冷えすぎない程度の温度が高齢者にとっては心地が良いようです。

多くの高齢者が集まる介護施設のエアコン温度設定は下記のとおりです。
・冬・・・・温度20~22℃ 湿度45~55%
・春秋・・・温度18~20℃ 湿度55~70%
・夏・・・・温度24~28℃ 湿度45~55%
介護における温度と湿度の設定目安だから参考になりますね!

冷えすぎない程度にエアコンをつけ、扇風機を本人が見えるように置くことで、エアコンへの意識が緩和されて扇風機で調節しようとされることもあります。

肌に直接風が当たらないようにする

「エアコンの風が肌に直接当たるのがイヤ!」というお年寄りも多いようです。
高齢者は、肌に直接冷たい空気が触れるとさらに寒さを感じやすくなります。

そんな時は、
・薄手の長袖の衣類を着用するように声掛けする
・エアコンの風向きを「水平」にする
ことで、エアコンの風が肌に直接当たるのを防ぐことができます。

エアコンの風を受けると苦痛を感じる・・・という場合【冷房病】という病気に原因があったりします。
冷房病は【体温の調節がうまくできず、汗がかけなくなる状態】のことを指します。
冷房病になると、体がだるくなる、頭痛や腰痛、食欲不振といった不調がおこるので、エアコンの風が肌に当たらないようにするだけで、そのような不調を防ぐことにもつながります。

冷房病にならないためには?

室内と室外の温度差を5℃以内に保つことが大切です。
上記で述べたように、親の体感温度に合わせたり、朝晩の涼しい時間帯は扇風機に切り替えるなど、必要以上に室内の温度を下げないようにしましょう。
いつも、薄い上着(羽織もの)を近くに置いておくと、簡単に体温調節ができ便利です。

また、適度に体を動かすことや、湯船に浸かることも冷房病対策になります。
食材としておススメなのが、かぼちゃ・ナッツ類・アボガド・うなぎなどに含まれる「ビタミンE」や「根菜類」「香辛料」
体を温める栄養分・食材を摂ることも大切です。
生野菜は温野菜やスープにするのが簡単でおススメです♪

エアコンに代わる冷房を探す

エアコンの代わりとして涼む冷房やアイデアグッズはたくさんありますが、どれも長所と短所があるので一概にどれがいいとは言えません。
エアコンと同じような冷え具合を期待することはできませんが、組み合わせ次第で心地よく冷やすことはできます。

冷風扇

扇風機とは違い専用のタンクがあります。
このタンクに入れた水が蒸発するときの気化熱を利用し、水を吸い込んだ時フィルターを通り抜けた風が吹き出され涼しくしてくれるものです。

メリット・・・エアコンの人工の風が苦手な人向き、冷風扇本体はお手頃価格、電気代は扇風機くらい。

デメリット・・・部屋全体を冷やすことはできない、扇風機のように人がいるところだけの狭い範囲を少しだけ冷やす、長時間の使用で湿度が高くなりすぎる可能性がある

→→【 扇風機 / 冷風モード搭載 】冷風機 

サーキュレーター

サーキュレーターは強い風を起こし、空気を動かしてくれるもの。
扇風機のように単独で使うのではなく、空気を動かすことに特化した道具なので、エアコンと併用することで、部屋の冷房効率を上げることができます。
「エアコンを使うほどでは・・・」という場合は、水を入れて凍らせたペットボトルを置き、そこにサーキュレーターの風を充てると、涼しい風を部屋に行き渡らせてくれます。

→→<扇風機ランキング1位> 360°首振り サーキュレーター  静音 省エネ

暑さ対策できるアイデアグッズ

ちょっとした暑さ対策グッズを紹介!!
単品使いも良し、組み合わせて使っても良し!
自分流にうまく使いこなしてください。

★ネッククーラー

首掛け扇風機のようなもの。
スポーツ、ショッピング、買い物、食事作りの時など、屋内外どこででも使えて便利!

★クールタオル

タオルを水で濡らしてしぼって、振ればすぐにひんやり!
水や汗に濡れるとひんやり冷たくなります♪

★クールミスト

少量で体感温度を下げ、涼しい清涼感が得られるのが特徴です。
夏の暑さ対策だけでなく、汗のニオイが気になる時、気分をリフレッシュしたい時、虫よけにも・・・ひと吹きでさわやかな香りと清涼感がクセになるミストです。

★水枕

楽天で人気の”湯たんぽ”なんですが、カバーを取り外すと水枕に変身!
水を入れて冷蔵庫で冷やすだけでOK。

見守りエアコンの活用

エアコンメーカーでも熱中症対策につながる製品が開発されています。

例えば「三菱電機」では、室温が28度以上になったときに自動的に運転を始める、「見守り機能」を搭載したエアコンを発売しています。
親と離れて暮らしていると”熱中症”とか気になるので「良いかも!」と思いました。
自分でつけなくても”自動”というのが魅力的☆
うっかり消し忘れても、自動で電源をオフにしてくれるのも素晴らしい♪

 

また、パナソニックのエアコン『エオリア』には、離れて暮らす親の見守りができる機能が!
遠方の家族や外出先からお部屋の状況をチェックできる「室温みはり通知」 。
エアコンが自動でお部屋の状況をチェックし、室温が31℃以上、もしくは15℃以下になると、自動で登録したスマホに知らせてくれます。
例えば、「室温みはり通知」で親の家が31℃以上という知らせが届いたら、電話してさりげなくエアコンの使用を促すといった使い方ができるのです!

室温が上がらない対策

室温が上がりにくくなる簡単な対策として、
・すだれを置く
・ゴーヤカーテンを育てる
・遮光カーテンをかける
などがあります。

また、エアコンの室外機の吹き出し口をふさがないようにすだれやカバーなどで覆うと、直射日光が当たらず熱を排出しやすくなり効率的な運転につながります。

高齢者の親はエアコン嫌い?つけない時の対策と本当の理由!まとめ

高齢の親のエアコン嫌いは、電気代の辛抱やエアコンのリモコン操作が分からないという場合もあります。
その可能性がある場合は、早急に解消してあげるべきです。

室温30℃、湿度75%を超えると、熱中症のリスクが一気に高まると言われます。
年を追うごとに真夏日や熱帯夜が多くなっているので、室内で過ごす場合でも積極的にエアコンを使っていくことが重要です。

まずは、「親の体感温度はどれくらいなのか?」を確認して、親にあった暑さ対策を考えてあげると良いですね。
「暑い!」「寒い!」と感じるのは人それぞれですから。。。
高齢の親が納得して快適に気持ちよく過ごせる方法を探していきましょう。

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