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実家が物だらけでごちゃごちゃ!片付けはどこからすればいい?【体験談】

高齢の親が安心して生活できるサポート
離れて暮らしていると、たまに実家に帰ったら、「うちの実家は物だらけでごちゃごちゃしているなあ。片付けはどこからしたらよいものか?」と思うことはありませんか?
1日や2日の滞在で「さあ、片付けてしまうぞ~~~」という軽い気持ちでは、必ず失敗します!
いくら実家であっても、親の家なんです。
自分が主導権を握ることはできません。
しかも、歳をとるにつれて、物を捨てられないという人が多いですから、実家の片付けに難航はつきもの。
では、実家の片付けは、どのような心構えで行えばよいのでしょうか。
親の気持ちを害さず、物を捨てられない親を納得させながら、実家の片付けをスムーズに行う方法を紹介します。

実家が物だらけでごちゃごちゃ!片付けはどこからすればいい?

「いざ。片づけるぞ!」と気合が入っていても、溢れるほどの物の多さにどこから手をつけたらいいのか分からなくなってしまうかもしれません。
実家の片付けは、【どこからどのように片づけていくのか?】を決めて始めるのがよいでしょう。

実家を片付ける場所のおすすめの順番
①生活頻度の高い場所の動線を確保するための片付けを始める
②(2階建ての場合)まず1階から片付けを始める
③目に見えるところから片付けを始める

生活頻度の高い場所(1日に過ごす時間が1番長い場所)は、大体の人が、リビング(居間)になるかもしれませんね。
生活頻度が高いからこそ、一番、物が多くありませんか?
見渡すと【明らかに必要がなさそうな物】もたくさんあるのではないでしょうか。

それでは、効率よく片づける手順を紹介します。

生活頻度が高い場所から一部屋ずつ片付ける!

「実家を丸々スッキリ綺麗に片づけるぞ~~~」と気合を入れても、ごちゃごちゃ物の多い実家の片付けは一日で終わるものではありません。
また、まだ終わっていないうちに次のところに手をつけてしまうと、更に乱雑な状態・・・。
終わりが見えない状態に途中でやる気が失われてしまうかもしれません。
変化が目に見えた方が片付けの達成感が味わえ、次の場所の片付けにも気合が入るので、あちこち手をつけずに一部屋ずつ片付けていく方法がおすすめです。

一部屋ずつ片付けていく方が達成感を感じてやる気アップ↑↑↑

そして、片付ける部屋は【生活頻度が高い場所】からがおススメです。
ほとんどの方はリビングでしょうか。
キッチンもあるかもしれませんね。

親が1日の大半を過ごす時間が長い場所は、きっと物が多いはずです。
その場所をスッキリさせることができれば、その気持ちよさを実感して、他の部屋も片付けたくなるはずです!

まずは一部屋、片付けの達成感を味わってみましょう。

その際、その部屋の中のどこから片付けていけばいいのかを理解することも大切です。
私が高齢の親と片付ける際「この片付けのやり方スムーズ!」と思った方法を紹介します。

考える必要のない物から

「これ、置いてるの?ためてるの?」とどちらともとれる新聞、雑誌、紙袋。


母親が言うのは「イザっていうとき役に立つからね・・・」このようなやり取りは、高齢の親を持つ親子のあるある!かもしれません。

ここが片付かなければ他の物の処分はできません。
【新聞、雑誌、紙袋】必要最低限を残し、処分してしまいましょう。
処分と言っても、これらは資源ごみの日に出せるので、何かに生まれ変わる!と思えば、ゴミではありませんよね(*^-^*)

収納以外の大きなもの

普段使うことのないテーブルや椅子、いつ使ったものだか???というものは、この先使うこともほぼないはず!
処分しても問題ないようなものなら思い切って処理してしまいましょう。

親サポ主婦
親サポ主婦

私の実家はピアノを処分しました。
鍵盤の色も変色して調律しなければ音もおかしくなっていたのですが、3万円で引き取ってもらえました。

家具類を処分するときは、状態が良いものであれば、リサイクルショップを利用するのも良いでしょう。廃棄するとなると処分料がかかりますが、リサイクルショップなら少額でも買い取ってもらえます。
捨てるのが勿体ない親であっても、「お金が入ってくるのなら・・・」と納得してくれるかもしれません。

収納家具

その家具、必要ですか?
中身は他の場所や家具に移動できませんか?
なくても問題ないと決断できたら、その家具もリサイクルショップを利用するなどして処分します。

収納が多いほど、必要のないものを溜め込みがちで家の中がごちゃごちゃになってしまいます。
家具を一つ処分するだけで、家の中がすっきりした状態に感じて、空気の通りの良さを感じることができます。

大きな家具になると、処分方法も考え物。
運ぶのが大変なものは、地域のエコセンター(ゴミ収集所)に頼むと、有料ですが取りに来てもらえるところもあります。

くらしのマーケットなら家の不用品をまとめて運んでもらえます。(有料)
→→→暮らしのサービスくらべておトク!【くらしのマーケット】

衣類・小物

小さいものの断捨離です。

・飾り物
・置物
・ぬいぐるみ
・衣類
・本
などです。
それぞれ、親に要or不要を分けてもらい、処分します。

本当にお気に入りや思い入れのあるもの、思い出の物だけを残す!とすれば処分しやすいと思います。

・安くて買ったけど捨てるにはもったいない
・お土産でいただいたけど自分の好みではない
・色あせているor色が剥げている
・何かの景品
などは処分しやすいかもしれません。

「でも人形って処分しにくいな・・・」私もそう思っていました。
調べてみたら、神社やお寺でも持参したら供養してくれるところもあるので、お近くの神社やお寺に聞いてみても良いですね。
また→人形・ぬいぐるみ供養を受け付けている企業を利用するのもおすすめです。

手紙・写真・思い出のもの

断捨離が進んで一通り片付け終えたら、最後に取り掛かるのは手紙や写真、書類などの細々としたもの。


この思い出系のものは、すご~く時間がかかります。
見始めると思い出に浸ってしまい、その当時の思い出話も始まってしまうので、とても難しい作業。しかも、これらは量もかなりありますからね。

親サポ主婦
親サポ主婦

写真は、同じ時期にとったものの中から、特にお気に入りをアルバムにファイリングし、あとは綺麗にまとめて収納でも良いでしょう。
お年寄りの写真は孫の物だったり、旅行に行ったものだったり、本当に思い出深いものが多いので、あえてここは無理に処分しなくてもいいかな~って思います。

片付けの中で最も大変だと言っても過言ではないこの作業。
この作業を最初にすると、なかなか片付けが進まないので、最後に時間をかけて行うのがよいでしょう。

実家の片付けのコツ(親子ケンカにならないために・・・)

実家というのは、あなたが生まれ育った大切な場所です。
実家とは言え、今現在家を出ているのであれば、あまり好き放題に片付けをしないほうが良いと思います。
片付けで親子トラブルが起きてしまうこともあるそうです。
親は自分の過ごしやすいようにしているつもりでしょうから、子供でも好き勝手されるのは抵抗があるかもしれません。

なるべく穏便に、かつ楽しく片付けを進め、片付けが終わるころには、家族全員が清々しい気持ちになっている状態を目指していきましょう♪

あくまでも親の家であることを忘れない!

実家の片付けをするときは、家の持ち主である親主体で行うよう気をつけましょう。

なるべく親の意見を聞き、優しく説明したり説得したり、穏便に片付けを進めることが鉄則です。
片づけの主役は親!自分はあくまでサポート!という立場を忘れずに!

親の家にあるものは親のものです。
自分の価値観や判断を押しつけ、無理に捨てさせるのは良くありません。
子供にとっては「こんなもの?」というものが、親にとっては思い出が詰まったものであると、大きな喪失感を生むことになりかねません。
子供からすると良かれとした実家の片付けが、親子の間に溝を作ってしまわないように、時にはもどかしいこともあるかもしれませんが、根気よく親と話し合いながら進めていきましょう。

自分の物から捨てる

実家にある物の中には、自分の物が置いたままにされていることが案外多くあります。
親が片付けをしている合間に、自分のものがあれば、片付けてしまいましょう。

自分が思っている以上に物が減って、すっきりとした生活がどれだけ快適なのかを実際に親に伝えることができます。
「物がないと歩きやすいね」「掃除もしやすくなったよ」「ほこりも被らなくて健康にもいいね」などと、メリットを強調しながら片付けを行うと効果的です。

台所は成果が分かりやすい場所!

実は、高齢者が一番物を溜め込みやすい場所は台所であと言われています。
使っていないタッパーや食器類が大量にあったり、何年ものか分からない缶詰などがあったりしませんか。

お年寄りはもったいない精神が根付いているので「いつか食べるだろう」と食品を溜め込みがち。
それにより、冷蔵庫や棚の中には賞味期限切れの食品が多く入っていることがあるのです。
しかし、台所は調理をする場所なので、不衛生だと健康にもよくありません。
そのあたりは子供が隅から隅までチェックして、しっかり不要な物との区別を行うべき仕事だと思います。

親サポ主婦
親サポ主婦

棚や引き出しの奥にある賞味期限のきれたものは、親には言わず、子供が静かに処分しても良いでしょう。
実際、私もそのようなものは、何も言わずに処分していますが、母親はなくなったことにさえ気づいていません。
私が処分していることに気づいていないから「うちには賞味期限切れのものはあまりないよ!」と言っています。

台所も毎日過ごす場所なので、すっきりすれば、断捨離の効果も感じてもらいやすくなります。

置物になってしまった家具はない?

物を溜め込みやすい人は、空いている場所があればとりあえず物を置きたがります。
あなたの実家にも、ただ物が置いてあるだけで活用されていない家具はないでしょうか。

このような家具が置いてあれば、片付けてもまた物が置かれて、いたちごっこの状態になってしまいます。特に活用されていないのであれば、思い切って家具ごと処分するのがおすすめです。

壊れているのに置きっ放しになっているタンスや、長年誰も触っていないピアノなども、この機会に処分を考えてみませんか。

物を捨てられない親を説得する方法!

もったいない精神が高い高齢者にとって【使っていなくてもまだ使えるもの】を処分してもらうのは、とても大変な作業です。

そんな時は、実家を片付けることで得られるメリットを説明してみるのはいかがでしょうか。
家の中の物が少なくなれば、親御さんにとってたくさんのメリットが待っています。

家の安全性が高くなる

これは声を大にして言いたい!!

実家を片付ける最大のメリットは、家の中の物が少なくなることで安全性が高くなる!
ということです。

近年、地震や洪水などの自然災害が増えています。
非常事態に陥った場合、すぐに安全なところに逃げなくてはいけません。

しかし、床に物を置いていたり、廊下に使わない物を積み重ねて置いていたら??
物が倒れて通路が塞がれてしまったり、床に置いていたものに引っかかってしまい、逃げ遅れてしまうことも考えられます。
このように考えると、家の中がすっきりとしていれば、万が一の時に命を守ることにも繋がると言えます。

生活がしやすい

普段の親の行動を観察してみてください。
・ものが出しっ放しになっているのは、肩が痛くて高いところに手が届かないからではないですか?
・ホコリが掃除しきれていないのは、目が見えづらく、視野も狭くなっているせいではないでしょうか?

部屋が散らかっているのは(子供に散らかって見えるのは)、ただ片付けていないという事だけではなく、加齢による身体的な理由が原因であることもあります。
親の不便さや「どうすれば生活しやすいのか?」を考慮して、ものが取りやすい、使いやすい位置へ配置するように心がけましょう。

物をみつけやすい

片付けをして、必要なものだけを身の回りにおくことで、危険性を減らすだけでなく、いざという時に必要なものをすぐに探し出せるということも挙げられます。

高齢者が「○○、どこに置いたかな?」とか「ここに置いたはずなんだけど・・・」というのは、物が多いから見つけられないということが多数。

また、片付けをすることで、同じものが何個もある・・・という無駄な買い物をしていたという事も、親自身が気づくことになります。

介護がしやすい

今は元気な親であっても、この先、介護が必要になる場合もあるでしょう。
家をバリアフリーにリフォームすることもあるかもしれません。
そうなると、やはり【片付け】が必須。
家を片付けておけば、将来どのような状況になってもすぐに対応できるというメリットがあるんです。

実家が物だらけでごちゃごちゃ!片付けはどこからすればいい?まとめ

やはり大掛かりな片付けとなると子供が立ち上がらなければ始まりません。

実家の物が多い場合、片付ける場所の順番は、
①生活頻度の高い場所から
②(2階建ての場合)まず1階から
③目に見えるところから
を目安に始めましょう。

そして、物を捨てられない親を説得するのも片付けをスムーズに進める一歩です。

高齢者は、ものが少ないと不安を感じる傾向があるということを頭の片隅に置いておきましょう。
親が安全に、安心して暮らせる空間を作るには、完璧を目指さないのも大切なポイントかもしれません。
時間はかかるかもしれませんが、少しずつ親が快適で安全な生活を送れるためのサポートをしてあげたいものですね。

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