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親の薬の受け取りは代理でも良い?受け取りに必要なもの・注意する事!

高齢の親サポート知恵袋

高齢の親に薬の服用はつきもの。
足腰が弱くなり体が思うように動かなかったり、体調がスッキリしない場合など、薬の受け取りだけでも高齢者にとっては重労働となります。
代理人が薬の受け取りすることは可能なのでしょうか。
また受け取りの際、、何か必要なことなどあるのでしょうか。

我が家の場合も親の代理で子供である私、また私がいけない時に親戚に頼めるかを調べてみました。
離れて暮らす親のために、イザという場合のために、このような準備も必要と思います。
高齢者の薬は継続的に服用しなければならない・・・というものも多いですからね。

親の薬の受け取りは代理でも良い?

病気やけがの症状が重くて動くこともままならないなど、何らかの事情で親本人が薬を受け取ることが難しい場合、代理で処方せんを薬局に持っていき薬を受け取ることができます。

また、【薬の受け取りが代理人のほうがよい】場合もあるので、そちらも紹介します。

薬の受け取りが家族ではなく他人でもいい?

代理と言っても、家族の場合ならまだしも、ヘルパーさんやご近所さんなどのいわゆる他人様の代理でも大丈夫なのでしょうか?

その場合には【代理人と患者さんとの関係性をはっきりさせることが大切】です!
やはり代理とは言え、患者(親)の体調の状況をある程度把握できているか?どうか?というのは大きな問題となってきます。

親の体調を把握していない「薬を取りに来ただけ」の人に、薬剤師さんが詳しく説明してもあまり意味がないといえますし、そのことを正しくこちらに伝えてもらえるのかも子供としては不安になってしまいます。

やはり、他人であっても、ただ薬の受け取りをお願いするだけではなく、最低限の親の状況を伝えるのは必須だと思います。

薬の受け取りが代理人のほうが良い場合!

病気やケガの症状が深刻な場合

例えば、
・起き上がることが困難
・一人での移動(歩行)が難しく何らかの介護が必要
・感染力のある病気にかかっているorかかっている可能性がある
・抵抗力が低く感染症にかかるリスクが高い
などが、当てはまります。

また、病気やケガではありませんが、
・話を落ち着いて聞くことができない
・言われたことを忘れてしまう
・相手の言葉にすぐに激怒する
などの場合も、薬の説明や副作用などの大切な情報が伝えられないので、薬の受け取りは代理人がよいとされています。

薬を紛失する可能性がある

高齢者の場合、認知症と診断されているわけではなくても物忘れする人も多いので、代理人が受け取るor親と同伴して受け取ることが望ましいでしょう。
「物忘れが多くなったかな?」と感じられる場合、薬は目に見える場所に置き忘れずに服用する工夫を施してあげたいものです。

↓このようにして目の届く場所に置いておくのも良いですよ♪

代理で薬の受け取りをする際、必要なもの・注意する事!

代理人の場合、薬を受け取る際に注意すべきこともあります。
薬局にもよるかもしれませんが、「これを知っていたら薬の受け取りがスムーズ!」というコツを紹介します。

代理で薬の受け取りをする場合に持参するもの

代理人が薬を受け取る場合は、
・処方せん
・保険証(各種受給者証)
・お薬手帳
を持参しましょう。

特に月初めや、その月に初めて行く場合は、以前と変更事項がないか?を確認するために必要です。
薬局によっては、薬局保険証の内容が確認できない場合、一旦10割の負担を求められたり、再度保険証を持参することを求められるので、そうなると二度手間になってしまいます。
必要がなかったとしても持参するのがよいでしょう。

お薬手帳の提出は任意ですが、薬の履歴から処方内容の変更や飲み合わせの確認ができるので、それを元に気になることを質問することが出来、的確なアドバイスももらえるので、持参して無駄なことはありません。
特に、いつもと違う薬局へ行く場合や処方内容に変更があった場合は、お薬手帳が役に立ちます!

親本人の状況確認

薬を代理で受け取る場合、親本人の現在の状況はしっかり把握しておきましょう。

・現在の体調
・それまでの薬で体調に変化はなかったのか
・アレルギー情報や既往歴

最低限、これくらいはしっかり親からヒアリングをして、薬剤師さんに伝えると良いでしょう。
代理人に、処方箋の内容のことで薬剤師さんから確認をされる場合もありますし、親の現在の体調を伝えることで、今後の薬の飲み方の的確なアドバイスももらえます。
そのため、代理人は、親の状態をある程度把握していることが重要となってきます。

薬の受け取りに代理人さえいない場合はどうする?

親本人も薬の受け取りが不可能。
子どもも離れて暮らしている為、いつも行けるとは限らない。
・・・かといって、頼める人もいない。
ということもある可能性もでてきます。

そのような場合は【薬剤師が自宅に行き、薬のお届け・管理を行い、患者さまの状態に合わせたお薬を見直すなどの訪問サービス(在宅医療)】を利用するのもおススメです。

このサービスは
・要介護認定を受けている場合→介護保険(居宅療養管理指導
・要介護認定を受けていない等それ以外の場合→医療保険(在宅患者訪問薬剤管理指導
を利用したものです。

条件としては、身体機能や認知機能が低下していたり、自立した通院が困難な場合に医師の在宅訪問指示により、利用することができます。

家族が親本人の代理として薬をとりにきている場合も適応されるので、「我が家はこのサービスが使えるかな?」と思うことがあれば、薬局で一度相談してみるとよいでしょう。

離れて暮らす子供としては、とてもありがたいサービスです!

親の薬の受け取りは代理でも良い?受け取りに必要なもの・注意する事!まとめ

今回は、親の薬の受け取りは代理でも良いのかを紹介しました。
我が家も・・・ですが、高齢者にとって歩き回るのは子供が思っている以上に大変なようです。
最近は、ほとんどが院外処方(病院の外で薬が処方される)なので、実際のところ「院内処方ならお年寄りも少しはラクなのに・・・」と思います。

親の薬の受け取りは代理人でもOK!
できれば親本人が行くことが理想的ですが、代理人が薬を受け取ることについては問題ありません。しかし、親に代わって薬をもらう場合は、親の体調の状態をしっかり把握し伝え、服薬指導を受け、親の服用している薬のことを把握することが大切です。

薬局はただ薬を処方し服薬指導してくれるだけではありません。
薬以外にも、通院に関することや、他の病院で処方された薬との飲み合わせ、健康に関すること、様々な相談にも対応してくれます。
「薬局でこんなこと聞いていもいいのかな?」と遠慮せず困っていることや気になっていることがあれば、まずは相談してみてください。

離れて暮らす子供にとって親の服薬事情や健康状態など、薬剤師さんは頼りになるアドバイザーであること間違いなしです!

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